人生はマーマレードのように

アラフォーママの結婚、妊娠、出産、子育て、借金、大人の発達障害(当事者)、時々介護のブラック&ホワイト日記。

スポンサーリンク

別居・旦那との話し合い④核心(後編)

f:id:cinnamonrol3:20190305230530p:plain

こんにちは。くまみみです。
今回は話し合いの核心(後編)になります。
私自身の事について、赤裸々にお話しします。

※今回は3000文字超の長文になりますのでご了承下さい。

前回の続きです。

www.kumamimiko.com

 

実は私、「大人の発達障害」でした。

今回は私の個人的な話を書きます。

私は昨年、大人の発達障害だったという事が判明しました。

(自閉症スペクトラム&注意欠如・多動性障害(ADHD)の両方だそうです。)

 

Q発達障害とは?

www.mhlw.go.jp

子供の頃の話

私は、物心ついた時から大人しく、行動がゆっくりで、それでいてこだわりがあり、いつも母を困らせていたと思います。(大人しいというのは家系だと思います。)

 

人とのコミュニケーションはとにかく苦手。喋れない。声が出ない。何を言ったらいいかわからない。でも、家ではおしゃべり。(空気が読めない、どうしたらいいかわからない。でも思った事をすぐ喋ってしまう。)

 

作業量の把握や時間配分が苦手で、いつも時間に間に合わない。片付けも苦手。いまやらなきゃいけないという事が理解出来ない。

 

とにかく、私には色々な事がわかりませんでした。

 

大人になってみて

これは今になってこうだったんだ、と分析出来るのですが、作文が苦手でした。頭の中が多動で、考えがまとまりません。(頭の回転が遅いせいもあるでしょう)

…なので、このブログを書く事も、とても時間がかかってしまいます(^_^;)

 

大人になってきて、気を許している相手にはおしゃべりなのですが、話にまとまりが無く、脱線してしまいます。話がとにかく長くて、しつこく何度も同じ事を言ってしまいます。

それでいて、話を自分からする時は説明が下手で、たどたどしくて他の人に話を奪われたりします。(何人かで話しているとき。)下手なので余計、口数が減ります。

 

面接も苦手でした。
だから、学生時代は勿論、社会に出てからが壁にぶち当たりまくりで大変でした。

 

偏差値は?

偏差値的には低いわけではありません。でも頭の回転が遅くて、上手く喋る事も出来ない、手も遅い。

 

…なので、私より偏差値の低い高校に行った人でも、手が早くててきぱきしていて、仕事もちゃんとできてるし、結婚してちゃんと子育てもして、幸せな人生を送れている人がいくらでもいる。マイホームとかも買って。(旦那さんも別に大卒とかじゃない場合も。)

その事に気付いた時、衝撃でした。(私には)※30歳頃の話です。

 

人間、偏差値では無いんだ!
頭の回転や手際の良さ、理解度、挨拶、コミュニケーション力、礼儀、学習能力、責任感、判断力。(もうこの辺になると経験を積まないと培われないとは思いますが。)

そういうのが優れているかどうか。

 

…私は全然優れてない。

 

むしろ劣等感と共に今までの人生、生きてきました(笑)

 

結婚生活において【私がどんなに妻として出来てないか】の検証

⚪️家の中が散らかっている。
→片付けが出来ないんです。手が遅いし時間配分も出来ないから、いつも後手後手になって、結局収集つかなくなっちゃうんです。(※対処法をやれば私でも少しは良くなります。私も頑張っています💧)

 

⚪️帰ってきたら、子供が寝る所だから今帰って来ないでよと怒る。
→不器用だから、一日働いて子供の事をやって、やっと何とか寝かせられそうなのに、何もしない旦那に邪魔されたようで怒っているんです。邪魔するどころか、手伝って欲しいんです。余裕が無いので。

※今は子供が大きくなったので、ほぼ解決です。旦那の帰りも夜中だし。

 

⚪️旦那の姉が突然に来るが挨拶がちゃんと出来ていない。
→挨拶が大事なのはわかります。人付き合いが苦手なのでプライベートの挨拶は苦手です。(仕事上はほぼ大丈夫です)
でも、突然自分の家に旦那の姉が来て、有無を言わさず勝手に入ってきて、とても嫌な気持ちなんです。(旦那の姉にとっては実家なので、半分はしょうがないですが。)

こちらが具合悪かろうが予定があろうが相手をしなくちゃいけなくて、イヤイヤ挨拶したら、挨拶が聞こえなかったとか後で文句を言われます。まぁ、私も覚悟を決めて割りきって、演じればいいんですよね。あと…実家を建て替えれば済む話なんだけど。

  

⚪️具合が悪いと度々日曜日に寝ていた事があった。
→一時期、疲れるとめまいが頻繁に起こって寝ていました。旦那には怒られました。
自分の事は自分で出来るから子供の事はやって欲しいと言ったら、自分達だけ外食して、私のゴハンは何も用意してくれませんでした。
その後、悔しいのできちんと脳神経外科に行ってMRIをとり、薬も処方してもらいました。
最近はめまいも減りました。旦那の実家に同居の最初の頃で、仕事も転職した頃で、色々疲れていたのかなぁと思います。


※他にも旦那に指摘された部分はあるのですが、私はとにかく、自分がどこか他人と違っていて生き辛かったため、旦那とも度々ケンカになっていて、「私はきっと病気なんだ。いつかちゃんと病院に行って調べたい」とずっと思っていました。劣等感を抱えて。でも病気がよくわからないので中々いつかは来ず…。(旦那がすべて正しいとも思いませんが。)

 

診断のきっかけ

それが昨年の夏頃、元TBSアナウンサーの小島慶子さんが実は大人の発達障害だったと知った事がきっかけになりました。

 

「え!?あんなに高学歴でテレビに出て仕事をしているような人が、発達障害!?」とビックリし、また発達障害に対する考えが変わりました。

 

見るからにおかしい人だけがなる病気では無いんだ。普通に活躍している人の中にもいるんだ!じゃあ恥ずかしくないかな。(外国の有名人でも沢山いるそうです。アインシュタインとか、スティーブ・ジョブズとか)
↑恥ずかしいか恥ずかしくないかは人それぞれですが、ハードルが下がって気が楽になった事は事実です。

 

そして、8月に初めて病院に電話をしました。「大人の発達障害の検査をしたい」と。そこで今通っている病院を紹介され、私の休みの都合もあり、10月に初診を受け、その日に発達障害だろうと診断を受けました。

 

私は今は、多少人生経験を積み、この歳になってやっと人並み位には生きていけるようになった気がします。それでもまだまだ穴ボコだらけ、発達障害の特質は無くなりはしません。

 

だから、診断を受け、薬を飲み、少しでも良くなりたいと思い、この歳で自分と向き合い、分析し、受け入れよう。対処法があるなら特質を改善して、自分に自信を持って『普通に』生きていきたい。そう思っているんです。

 

今は、治療の途中ですが。

 

話し合いに戻ります

発達障害の事は、旦那も両親も実は知っているんですが…。
『でも、やはり自分の考え方一つ、誠意一つ、やる気一つで、生き方は変わってくるし、結婚生活が上手くいく・いかないが決まってくる。やはり、病気のせいだけにしてはいけない。
『すべて完璧にやれとは言っていないんだ。やってみます、でもこれはちょっと出来ませんでした、でいいんだ。』と一貫して言われました。

↑これは旦那が言ったのでは無く、父が言っていました。実際は旦那と生活するんだから、旦那が言ってくれたらもっと気が楽になったんだけど…。

 

そう。つまりは私が旦那の「借金があるのに悪いと思ってない」問題に怒って家まで出たのに、実際の話し合いでは、「私がどんなに嫁として出来ていないか」「結婚とは人生とはこういうものなんだ。細かい枝葉の事ばっかりお前は言っている。」「嫁いだ先の家に染まるものなんだ。」の話に終始時間が割かれ、私にはとても苦しいものになったのです。(問題はそこだけなの?長年の借金生活で旦那に対する不信感しか無いのに!)

 

最終的にはある一つの言葉を言われ、私にはもう結論を出さざるを得ない状況になりました。とてもとても私にとって辛い言葉でした。次回「結論」で完結です。


つづく